会長の時間(43)

大髙司郎ガバナー「弔辞」代読
本日は、故 海老沼堯会員の「追悼例会」にあたり、2024-25年度国際ロータリー第2820地区の大髙司郎ガバナーより弔辞をお預かりしておりますので、当該代読にて会長の時間とさせていただきます。海老沼様のおかげで、古河東ロータリークラブの灯は永遠に続きます。ありがとうございました。
弔 辞
謹んで、海老沼堯 様のご冥福をお祈り申し上げます。
本日、ここに海老沼堯 様への告別の辞を捧げさせていただきます。海老沼様の長年にわたってロータリーの発展にご尽力なされたご功績に、心から敬意を表し、深い哀悼の意を捧げ申し上げます。
海老沼様は、ロータリアンとしての誇りを胸に、常に率先して行動され、多くのクラブにとってかけがえのない存在でいらっしゃいました。クラブ幹事、クラブ会長職を歴任され、その真摯なご姿勢と行動力は、多くの会員にとって模範であり、敬愛されるお人柄でございました。
特に、2014-15年度に会長をお務めになられた際には、ロータリー財団地区補助金を活用し、小山南ロータリークラブとの合同プロジェクトとして「渡良瀬遊水地歴史自然ガイドマップ」を制作されました。この取り組みは、地区を超えた画期的な事業として大いに注目を集め、今なお語り継がれております。地域の自然と歴史を次世代に伝える意義深い活動は、海老沼様の広い視野と行動力の賜物でありました。
また、クラブソングの歌詞をご自身で制作され、その詩には深い感性とロータリーへの熱い想いが込められております。現在もクラブの象徴として大切に歌い継がれており、会員の心をひとつに結び続けています。さらに、地区大会、インターシティミーティング(IM)、周年記念式典など、数多くの公式行事で司会を務められ、その的確な進行と温かみのあるお声は、会の雰囲気を和やかにし、多くの参加者の心に残りました。加えて、多くの新会員をご推薦くださり、その育成と指導にも真摯に取り組まれました。海老沼様の導きによってロータリーに参加し、志を育んだ仲間たちは数え切れません。その誠実で温かなご人柄は、今も多くのロータリアンの心に深く生き続けております。私たちは、海老沼様から受け継いだ「奉仕の心」と「仲間を想う絆」を大切にし、その精神を次の世代へと継承してまいります。どうか安らかにお眠りください。
いつかまたお会いできるその日まで、感謝と敬意の念を忘れることなく、偉大なるご功績を胸に刻み続けてまいります。心よりご冥福をお祈り申し上げます。合掌
2024-25年度
国際ロータリー第2820地区
ガバナー 大髙司郎