会長の時間(10)

古河東ロータリークラブ2024-25年度

会長の時間(10)

2024年9月15日 会長の時間 0

<家庭集会(Informal Meeting)>

本日は衛星クラブを除いた本クラブ41人の会員を6班に分け、いずれかのご自宅或いは会員事業所でそれぞれ家庭集会が行われております。内容は班長さんにお任せし各々の特徴をもった会合が実施されていることと思います。家庭集会の文字は手続要覧、定款、細則などには何処にもありませんが、もともとは「炉辺会議、炉辺会合、炉辺談話」などから「座談会、家庭集会、情報集会、Informal(Discussion)Meeting」など様々な呼び方があるようです。 とくに規程や取り決めがあるわけではないのでクラブによって適合した呼び方で良いということでしょう。

家庭集会の目的は、ロータリーの目的を実践すべく、各会員がロータリーをよく知り、奉仕の理想を種々の方法で実践し、奉仕の機会として知り合いを広める事にあります。柿沼・井上年度のクラブスローガンは「仲間をやして、いクラブを作りましょう」としました。1905年にポール・ハリスを含む4人は、当時例会場などはなく、各家庭や事業所を順番に廻り親睦を深めていき、ロータリーを築き上げていった事は皆さんご存じでしょう。その礎を遵守しロータリーを、そして自分を見つめなおすチャンスがやって来ました。内容は班長さんに委ねておりますのでどうぞロータリーを触れてみて、またかかわって、そして楽しんでください。(ロータリーはかかわらないと、楽しくなりません。)

今回の家庭集会は次の点の特徴があります。

  • 各々のクラブやその種類ごとによるが、まずは通常の例会と違って少人数で討論するのでより相手が近くにおり、話を聞きやすくまた発言しやすい。 
  • 会員の家庭や事業所で家庭集会を実施する事によりその会員や事業所の特異性が発見できそれを自分の事業所や家庭に活かすことができる。 そして実施された家庭の方や事業所のスタッフはロータリーの良さ、偉大さが発見でき、よりその理解を深めてもらうチャンスとなる。
  • 奉仕プロジェクトや情報委員会など各委員会が都度集まる場合も広い意味で家庭集会の一種と言えようが、今回は例会のミニ版であります。家庭集会は、クラブ奉仕と職業奉仕として、親しみ合い&仲良し同士の会合(親睦=friendship)と、ロータリーの目的や奉仕の理念の土台作りの会合(親睦=fellowship)があります。今回は、一時間という枠の中でいかに有効的に能率よく運営できるか、班長さんの腕の見せ所であると伴に各家庭、各事業所のご協力がなくてはならないものであります。

これらは、以前触れました渡辺好政元RI理事が発表された「ロータリーの樹」の根っ子(親睦、クラブ奉仕)と幹の部分(職業奉仕)で、後は枝葉と花を私達一人一人が咲かせるだけです。

13年ぶりの企画ですが皆様方のご意見を頂きながら次へのステップと考えております。 どうぞよろしくご協力の程お願い申し上げます。ロータリーにかかわりましょう!永遠の奉仕を目指して、クラブを活性化し、そして「仲間をやして、いクラブを作りましょう」。

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