会長の時間(36)

<新年度を迎え、改めて「クラブの存続をかけた行動」>
2025年4月に入り、国や自治体、各学校、そして主な企業においては新たな年度の始まりとなります。一方で、変わりゆく昭和、平成、令和にかけての義務教育前と義務教育を終えた後の、幼稚園や保育園そして高校、専門学校、大学のこれまでの受入れ体制や運営方法など、今後はどの様に変えていくべきか、また変わらぬ施策もあるのかなどについて、三田浩市会員と佐藤孝子会員に、卓話を頂戴いたします。よろしくお願い申し上げます。
ロータリークラブは7月が年度始めですので、第4コーナーに入り、あと3ヶ月のラストスパートとなります。大髙司郎ガバナーが公式訪問でもお話を頂いたように、当クラブの本年度の未達成事項としてのやり残しは、あと「会員増強」のみ達成するだけであります。ここで、資料は古いですが、2018年、国際ロータリー第1ゾーンロータリーコーディネーター酒井正人(函館五稜郭RC)第2510地区パストガバナーの「コーディネーターNEWS」2018年7月号の一部を抜粋してご紹介ます。タイトルは「クラブの存続をかけた行動」です。
「会員の減少が著しく、この一年間は会員増強にクラブの存続をかけ全力で運営をしていきたい」との投稿で、必死に頑張っているクラブがあることを知ってほしいとのことでした。 是非とも強いクラブに生まれ変わっていただきたいと心から願うものです。
「創立満40年を来年3月に迎える当クラブは、高齢化等で退会者が増え、本年度はついに会員数が10名を切る危機的状況になってしまいました。 この危機的状況に直面し、「あ~もう駄目だ」と考えるか、「今一度努力しよう」と考えるかは人によって異なるところですが、 私は「今迄、会員増強に本気で対処して来ただろうか?」と反省し「皆で今一度努力しよう」と考え、この1年間を「○○ ロータリークラブ会員増強特別年度」と位置づけ、会員増強に取り組む決意です。会員各位の最大限のご協力をお願い致します。 意気込みだけでは成果は上がりません。具体的には本年9月11日にフォーラム(公開討論会)を開催する計画を立てました。一人でも多くの方々にフォーラムへご参加頂き、ロータリーを正しく知って頂き、ロータ リーへ参加して頂きたいと考えております。 年度初期にはこの準備に傾注し、フォーラム開催後は多くの方々に当クラブへの加入をお勧めする事に最大限の努力をし、本年12月末迄には多くの方々に入会して頂きたいと考えています。 私は、現会員全員が発起人になり新たなクラブ「〇〇ロータリークラブ」を設立する気概で取り組みたいと考えます。 会員の皆様にも、是非同じ気概で取り組んで頂きたいと考えます。」
会員はクラブの大事な財産であります。そして「会員増強」は、我々の責務でもあります。どうぞロータリーにかかわり、日々、奉仕の理念を実践し、永遠の奉仕を目指して、クラブを活性化し、そして「仲間を増やして、強いクラブを作りましょう」。