会長の時間（44）

｢親睦活動月間｣

　今月は｢親睦活動月間｣です。ロータリーの特別月間(クラブだけでなく、ロータリアン一人ひとりが、ロータリーの活動に参加するよう強調するため、国際ロータリー（ＲＩ）理事会が指定した月間のこと)の内、７つの重点分野を除く残り5つの特別月間(会員増強、財団、職業奉仕、青少年奉仕、親睦活動(また日本独自の米山月間は10月の地域社会の経済発展月間と同月))の1つです。この月間は、同じ関心事や趣味、職業をもつ世界中のロータリアンやその家族、友人同士で国際的な親睦や国際親善の重要性を強調して参加し、その理解を促進するため、RI理事会がロータリー親睦活動月間として指定したRIの構成プログラムの１つ(これ以外に、ロータリーの章典では、インターアクト、ロータリー青少年交換、RYLAなどがある)であります。

　この共通の趣味、関心事、職業に基づく人々の集まりを｢ロータリー親睦活動グループ｣と言います。そして、仲間との交流を通じて、世界各地でつながりを築きながら、専門知識やスキルをさらに磨き、海外に友人をつくることができます。これらは、RIから認定を受けて設立され、独自の管理構造を持ち、活動や行事を独自に計画・監督しますので、クラブや地区、国を越えて末長い友情を築く機会となり、ロータリーの公共イメージとブランド力を高めることとなるので、国際的にリーダーシップを発揮できます。

　また、｢ロータリー親睦活動グループ｣は、活動内容やロータリー一般について関心を高めるため親睦活動の日を設けた場合や、会員に情報を伝えるため、活動を推進するためのウェブサイトを運営するよう奨励されています。（ロータリー章典42.010.ロータリー親睦活動参照）

　ところで、「クラブ優秀賞」の目標26項目の内、｢ロータリー親睦活動グループへの参加数｣があります。これは、本年度中に｢ロータリー親睦活動グループのメンバーとなっている会員の数｣を入れることなっていますが、当クラブには、該当する方はいらっしゃらない(もしかすると第2820地区にはどのクラブにもいらっしゃらないのでは？)ため、「クラブ優秀賞」のポイントが１つ目標に掲げられません。このように「クラブ優秀賞」の目標26項目には、クラブによって絶対的に目標さえ選択できない項目が幾つか(別紙１のとおり当クラブには7項目)あります。最後に、現在ある｢ロータリー親睦活動グループの数｣は100グループ以上(別紙2)あり、メンバー総数は150ヶ国以上で5万人以上とされています。ご興味ある方はMy ROTARYより調べることが出来ます。

このように関心があるところから｢ロータリーにかかわる｣ことにより、誰でも参加が可能となります。そして、日々、奉仕の理念が実践され、永遠の奉仕を目指すことができます。もってクラブが活性化され、「仲間を増やし、強いクラブを作られます」。目指せ、積極的なかかわり、より大きなインパクトをもたらし、参加者の基盤を広げ、適応力を高めていこう！