会長の時間(27)
<職業奉仕月間>
2014年10月、RIの理事会は、ロータリーの特別月間を、7つの重点分野を協調するものに変更されました。これにより、これまでの10月の「職業奉仕月間」は、クラブが職業奉仕の理念を日々、実践することを強調するために毎年1 月に変わりました。この特別月間に併せて各クラブは、地区から外部卓話者を呼び職業奉仕について学んだり、職業奉仕活動やそのプロジェクトの実施、未充填の職業分類に焦点を当てた会員増強の推進などを実践しています。当クラブも恒例として、職場訪問や中学、高校へ出前卓話などを実施して各方面の専門的な生業について学び、また習得、スキルアップ、ラーニングし、次の己の事業、はたまた人生の教えとして生かされています。また他のクラブでは、会員事業所の創業記念日や周年記念のお祝い、従業員を対象にした優良従業員や永年勤続の表彰など他の奉仕団体には考えられない、ロータリーにしか出来ない行事など気の利いたものも見られます。
そこで今日は、当クラブで初の試みの2つの事を「職業奉仕月間」に併せて実施します。
1つ目は、1989年、RIの理事会は、1947年1月27日(ポール・ハリスの命日)として、毎年1月27日を含む週を「追悼記念週間」としました。これは、物故ロータリアンの冥福を祈り、生前の貢献を記念する週間として設けられました。そして以下の方々が、当クラブ在籍中に志半ばにして物故された会員です。(敬称略。カッコ内、ご逝去日)
青木清(2017.3/9)飯島正太郎(1997.12/29)五十嵐儀一(2014.2/3)石井清(2011.2/5)遠藤靖(2006.7/29)落合邦道(1997.3/23)佐藤和夫(1998.12/19)鈴木敬一(2010.12/29)大橋正弘(2014.8/31)小林勝男(2000.2/19)小森谷久雄(2010.6/23)小山幸子(2024.2/11)寺尾繁夫(1990.2/7)白戸里美(2022.3/8)古谷忠蔵(2023.1/10)松永康男(2009.2/21)盛田有孝(1992.6/8)森田栄吉(2008.1/22)。 当然、この18名の方以外にも、クラブ退会後、ご逝去なされた方々も大勢おられます。ここで、在りし日の元会員さんを偲び、当クラブの発展にご尽力を頂いた故人に謹んで哀悼の意を表し黙祷を捧げます。
次に、田中毅(2680地区PDG)さんの炉辺談話より「職業奉仕採点表」をご紹介します。1960年代のRI資料から当時使用された別紙の採点表を発見して翻訳したそうです。職業奉仕は点数では現わせませんし、また計ることは出来ませんが、その度合いを確かめる意味で自己採点をする際にお使い頂ければと思いますので、皆さんもこれで試してみましょう。
何かに迷ったとき、絶好調の波の時、最悪の不景気の時など不定期な時期に採点し、データーとして保存しておくのも一つです。ロータリーは、日々、奉仕の理念を実践することに意義があります。さあ、ロータリーにかかわり、永遠の奉仕を目指して、クラブを活性化し、そして「仲間を増やして、強いクラブを作りましょう」。