会長の時間(24)
<茨城県独自の外国人版幸福度を数値化>
茨城県は独自に、外国人版の「いばらき幸福度指標」を初導入し、2024年度の総合順位が東京、三重、愛知に次ぐ全国4位と11/25に発表しました。
茨城県での外国人の労働や生活、教育環境について計14項目の客観的指標を基に幸せを「見える化」し、県の施策に反映させる目的で、 2021年度から導入している県民の幸福度指標を基に、外国人版を作成した。
人口減少による人材不足を背景に、県が目指す「外国人から選ばれる県づくり」へ向けた施策の充実や強化に生かしたいと考えている。県によると、外国人を対象とした幸福度指標の策定は全国で初めてのことです。
指標は「働く」「住む」「学ぶ」の3分野を柱に、
貯金や仕送りのしやすさ▽日本人との協働率▽雇用事業所率▽日本人との共生率▽
相談窓口設置▽児童生徒への日本語指導体制▽
など計14項目を設定し、県独自で政府統計などに基づき各項目で偏差値を算出し、全国の都道府県と比較して順位付けしたものです。
2024年度の茨城県指標は雇用事業所率や日本語教室の設置率、公立高の特別定員枠設定率などが全国平均を大きく上回った一方、児童生徒への支援体制は下回り、支援員養成などが課題として浮かび上がったようです。
そして、大元の各都道府県の2021年度から導入している県民の幸福度指標は、2024年度の総合順位は前年度と同じ13位で、工場立地や1人当たりの県民所得など産業振興の指標が高く「豊かさ」の分野で順位を上げたものの、刑法犯認知件数など犯罪防止が全国平均を下回り、「安心安全」分野で依然、課題が残ったようです。
以下、茨城県HPをご参照ください。いばらき幸福度指標について/茨城県
(一部、読売新聞2024.11/26記事より転載)
では、当クラブを数値化した場合はどの様になるのかというと、別紙のMy ROTARYで取得した「会員の概要」の通りです。何度かお話しておりますので、説明は省略しますがとにかく一度じっくり数値とにらめっこしていただければと思います。今後もどうぞ、ロータリーにかかわっていただきまして、永遠の奉仕を目指して、クラブを活性化し、そして「仲間を増やして、強いクラブを作りましょう」。
皆様方には、半年間大変お世話になりました。また来年も本年同様ご指導ご鞭撻の程よろしくお願い申し上げます。どうぞよいお年をお迎えください。以上、本年最後の会長の時間と致します。ありがとうございました。
※別紙資料があります。会員専用ページをご参照ください。