会長の時間(37)
「膝を突き合わせていただき13年の合同例会」
小山南ロータリークラブさんと当クラブとの初めての合同例会が2013(平成25)年3月5日、場所は同じくここホテル山水でした。小山南さんが、神山宜久会長で当クラブが森敏夫会長でした。当時、小山南さんの瀬野公男ガバナー補佐が第2550地区(栃木県)以外のクラブとの交流を考案中で、たまたまご近所に住んでいた当クラブの坂田信夫さんに相談したことで本日に至っております。その時以来、本年で13年目の合同例会となります。先輩である小山南さんには、大変有意義な時間を毎回ご拝借頂きまして感謝をしております。大変ありがとうございます。元々当地区の第2820地区は、1992年(平成4)年までは小山南さんと同じ地区で、第2550地区(栃木、茨城)でした。また、古河東ロータリークラブの創立である1982(昭和57)年は、第2550地区の前身である第255地区(栃木、茨城)の時で、当時はガバナーを1年度毎に栃木と茨城の交替で配属していた時であり、その年度のガバナーは、衣笠秀夫(水戸RC)さんでした。
お互いの交流が始まる前には、渡良瀬遊水地の2012(平成24)年ラムサール条約湿地登録の記念事業に関連し、当クラブはその記念として、翌年に古河市内の小学生へ教材用下敷き8,000枚について地区補助金を利用し制作、贈呈しました。その後、互いの交流が始まりました。
そして、2015(平成27)年に小山南さんとの合作による「渡良瀬遊水地歴史自然ガイドマップ」を作り、近隣市町村へ配布しました。(下記参照。本発行に係る担当が浅野正富現小山市長さんであり、またこの度ご逝去された海老沼堯当時会長の念願でもありました)。両地区をまたいでの地区補助金事業でありまして、大変意義のあるものであり、今後の参考となればと思い、ご紹介をしました。
小山南さんが創立した当時のガバナーは岡崎藤磨(おかざきふじまろ。水戸RC。当時新潟、群馬、栃木、茨城の355地区)が、「ロータリーは奉仕活動をすることが目的ではない。奉仕の方法を学ぶのが主眼である…奉仕団体ではなく、奉仕実践教育団体であり、ロータリーで自己研鑽を積めば自然に何か世の中のお役に立ちたいという奉仕の希望が身につく。これがロータリーの魅力」と言っておられます。そのためには、このような小山南ロータリークラブさんとの親睦と交流が必要でございます。お互いが切磋琢磨し、学び合い(TrainingではなくLearning)が出来るよう、どうぞ今後もお付き合いの程よろしくお願い申し上げます。
今後も皆様どうぞロータリーにかかわり、日々、奉仕の理念を実践し、永遠の奉仕を目指して、クラブを活性化し、そして「仲間を増やして、強いクラブを作りましょう」。

